TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2002年12月11日

今日は不思議な一日だった。

朝5時ごろ起床。ゴミを出したりメールをチェックしたり朝食を食べたりして過ごす。いつもの通り。しばらくは起きていた。が、また寝てしまった。

8時半頃目が覚めた。午前中のプログラムに参加するためにはそろそろ出なければいけないが、午前中はスポーツだ。スポーツに参加した次の日は必ず体にダメージがきて動けなくなっている。明日は診察なので行かないわけにはいかない。そう思って午後から行くことに決め、再び寝てしまう。この時点では「行こうと思えば行けるけど」とう思っていた。

そして何度か目が覚めたような気がするが、はっきりとは覚えていない。寝ぼけながら「行かなくちゃ、行かなくちゃ」と思った記憶がある。が、なぜか体は動かずに昼過ぎまで寝てしまった。起きたのは14時頃である。あちゃ〜と思ったが、今から行っても間に合わない。結局今日も休んでしまった。

そのときはまだ鬱を感じてなかった。が、パンを買ってきて食べ、銀行に用があるので再び外に出て歩いているうちに、自分の体の中、と言うか頭の中になにかもやもやしたものがあることに気がついた。もやもや、それは鬱である。頭の中に霧がかかったような感じ。体を動かすのがすごくおっくうになる嫌な感じ。自分の存在に違和感を覚える不思議な感じ。

家に戻ってきて寝ようとした。しばらく横になってたかもしれない。が、いつの間にか自分は動いていた。洗い物をしたり、昨日やるはずだった部屋の片付けをやっていた。今日やろうと思っていたわけでもなし、銀行から帰ってきたらやろうと思っていたわけでもなし。自分では意図していないのに、誰かに操られるがことくいつの間にか体が動いていて機械的に部屋をかたづけていた。なぜ?自分でもわからない。鬱で体が重いはずなのに体は勝手に動いている。これはいったいどういう状態なんだろうか?

図らずとも部屋の片付けが進んだことに戸惑いを覚えながら、まあこういうこともあるかもしれない。今度カウンセラーにでも話してみようと思う。明日の診察はちゃんといけるかな?体が勝手に動いて行ってくれればいいのだが。