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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2002年11月

そして今日はブルーマンデー。
そう、行けなかったのだ。
なぜ行けなかったのだろう…。

夜中3時頃目が覚める。再び寝る。5時頃目が覚める。普段ならここで起きるが今日はまた寝た。そして6時頃目が覚める。そして起きて朝食を食べた。そしてまた寝た。

8時半頃目が覚める。「行かなきゃ」という思いが一瞬頭をよぎるが、次の瞬間「まあいいや、午後からにしよう」と自分を甘やかしてしまう。そしてまた寝てしまう。途中何度か目が覚めかけた。いや、覚めたのだろうか。あまりよく覚えていない。目が覚めたときに「行かなきゃ」そう思ったような気がするが、自分で自分に言い訳をするかごとく、頭の中でその言葉をつぶやいただけのような気がしてならない。そう、本当は行きたくない、ここから動きたくないと思っているのに、それをごまかすかのように「本当は行くつもりなんだぞ」と自分で自分を無理やり納得させているかのような、あるいは自己弁護しているような、言い訳をしているような、自分をあざむいているかのような。

結局起きたのは14時過ぎ。15時からのカウンセリングも間に合わない。「またやってしまったか…」自分で自分が嫌になる。ほんとつくづく嫌になる。なぜなのか。昨日はそんなに調子が悪くなかったのに。だが、昨日の晩に、心の片隅に「ひょっとして明日も無理かも」という予感があったことに自分は気がついていた。それに気がついていることに気がついていないふりをしていたような気がする。その予感は、抑圧して目をそむけている自分の心の本音かもしれない。それを正視することができない。そこに歪みが生じる。「ねばならない」と「したい」のギャップを自分でうまく調節できず、ただひたすら自分を責めている。そんな自分がますます嫌いになる。

夜になって突如不安が襲ってきた。何もできない自分が悲しい。いつまでこの状態が続くのか。いつかマトモな人間に戻ることができるのか。不安に襲われ情緒不安定になった自分を震えが襲う。著しく精神的に不安定になると自分は体中、特に頭がぶるぶる震える。ほんの5分ほどだったかもしれないが、ぶるぶる震えていた。ただひたすら悲しくて。ただひたすら自分がうらめしくて。「自分に厳しすぎるんだよ」彼女もそう言う。「自分に甘い」自分を許すことができないゆえの自分の厳しさなのか。いかん、またループする。こういうときは開き直った方がいいのだ。口で言うのは簡単だが、そんなに簡単ではない。明日はどうなるのだろうか。

今日は昨日よりも調子がよく、久しぶりに外をぶらぶら散歩した。
朝は確か5時半くらいに起きただろうか。その後寝たり起きたりを繰り返し、10時半くらいからずっとテレビを見ていた。日曜日の朝はTBSの「サンデージャポン」がおもしろい。最近のアイフルのCMを見て「これは金を借りる人よりも犬を買う人が多くなるんじゃないか?」と思っていたら、実際にそのCMの効果でチワワが大人気、というのを番組でやっていた。考えることは誰も同じようなものだ。

昼から彼女と一緒にパンを買ってきて家で食べ、バスに乗って元町へ。久しぶりに元ブラし、そのまま山下公園へ行って、公園沿いのいちょう並木を歩く。目に鮮やかな黄色がどこまでも続いてきれいだった。そのまま中華街をくぐり抜け、またバスに乗って帰ってきた。寒かったけど、彼女とは久々の外出だった。今月は調子を崩すことが多かったので、外へ遊びに行くことがなかった。今日はいちょうが見れてよかったが、自分の好きなもみじの赤は見れなかった。この辺ではどこに行けば見れるのだろうか。京都にいたときは、京都の山奥の紅葉が真っ赤で、それはそれはきれいだった。あの紅葉は今でも目に焼きついている。さしずめ「東山魁夷の世界」といったところか。あの紅葉をもう一度見てみたい。

家に帰ってからは撮りだめしていたビデオを観て、夕食は今日は手抜きで宅配ピザにする。けっこう歩いたのでさすがにちょっと疲れた。でもここちよい疲れである。昨日と比べると調子は上り傾向にあるので、明日はぜひともデイケアに参加したいところだ。最低でもカウンセリングは行かねば。先週もすっぽかしてしまったし、しゃべることはたくさんあるのだ。

今日はお休み。一日中寝ていた。

昨日の疲れが身体的にも精神的にも出たようである。ま、最近のパターンだ。朝はいつもの通り早く目が覚め、5時半頃だったかメールを食べ、朝食をチェックする。もとい、メールをチェックして朝食を食べた。いかん、頭が混乱していて書いていることがめちゃくちゃだ。そして起きてぼんやりテレビを観たり、また寝たり、というのを繰り返していつの間にやら15時過ぎ。体も疲れているし頭もぼ〜っとして動きが鈍い。遅めの昼食を買いに外へ出る。けだるさが全身を襲う。まるでしゃきっとしない。軽い鬱が入っているようだ。

その後もぼんやりテレビを観たりまた寝たりしてだらだら過ごす。休日だからよかったようなものの、これが平日だったらまた「やれやれ、今日もだめだったか」となるところだ。まあ焦る必要はない。少しずつ回復していけばいいのだ。明日も休みだからじゅうぶん休息して調子を整え、来週に備えよう。

昨夜の予感どおり、今日は調子がよかった。
3時頃一度目が覚めたが、もう一度寝て次に起きたのは5時半。まずネットで天気予報を確認すると、「曇り時々雨」だったのが「曇り」に変わっている。お、いいぞいいぞ。これは期待できるかもしれない。卓球大会のときとは違い、朝から絶好調である。はりきったものの、まだハイキングが決行かどうかわからない。病院に電話して確認しなければならないが、8時半くらいにならないとスタッフも出勤してこないだろう。だが集合時刻に間に合うためには8時過ぎには家を出ないといけない。とりあえず山に行ける格好をして家を出た。

8時半。横浜駅から病院に電話する。「天気がもちそうだから、行くことにする」ということだ。「うぉーっしゃ、ラッキー」と思いつつ、るんるん気分で電車に乗り、集合場所へ。だが、先に到着していたメンバーから聞いた第一声は「ごくろうさん、中止だってよ」。ががーん、さっき決行って言ったやんけ〜、なんでやね〜んと思いつつわけを聞いてみると、局地的な天気予報で午後から雨の確率が高かったので、あとから中止に決まったそうだ。う〜ん、俺なら強行突破するけどな〜。どうやらみんな8時半頃に電話して「決行」と聞いて来たらしい。すごすごとみんなして病院のお迎えバスに乗って病院へ。午前中は何もせずにだらだらと過ごす。山の上で作る予定になっていた豚汁を作ってみんなでお昼にし、昼過ぎからボーリングへ。久しぶりのボーリングはいつもの重さのボウルがなぜか重たく感じ、コントロールが定まらない。う〜、結果は超最悪。やっぱ腕の筋力とかも落ちてるんだろうか。だろうかだろうかだろう〜かぁ。でもみんなでわいわい楽しかった。

ハイキングは中止になったけど、それなりに楽しい一日だった。さすがに夕方は少し疲れを感じたが、今までほどではない。すこぶる絶好調だ。躁軽したのか?と思ったがそこまでは行ってないようだ。しかし気をつけなくてはいけない。今日の文面は少し躁が混じっているような気がする。ある意味、躁の方が鬱よりやっかいなのだ。突っ走らないように気をつけねば。

今朝は5時ごろにいったん起きたものの、いつものごとくメールチェックして朝食をたべて、そしてまた寝てしまった。8時過ぎに目が覚め、デイケアに行こうかどうか思案する。今日はわりと調子がいいような気がする。精神的にはつらくない。が、肉体的疲労が若干残っている。最近、疲労が遅れて出ている傾向がある。今日はまだ大丈夫でも、明日になると疲れが出てくるかもしれない。明日のデイケアは2回も延期されたハイキングで、それにはぜひ行きたいと思っている。今日疲れて明日行けなくなるのは嫌だ。だいじをとって休むことにした。

そしてもう一度寝てしまうと、今度は14時半くらいまで寝てしまった。起きてから昼食のパンを買ってきて食べる。じゅうぶん休息したにもかかわらず、こころなしか朝よりも疲れているような感じだ。やはり疲労が後から出てきたのか。とりあえず今日は体を休めよう。読みかけであった「精神科へ行こう」を読み終え、「話を聞かない男、地図を読めない女」を読み出した。少しだけ読んだところで、明日のハイキングの準備をする。ハイキングと行っても標高200メートルくらいの低山なのでたいしたことはないが、山に行くのは久しぶりなので妙にうきうきしてしまい、オーバースペックともいえる装備を固めてしまった。どうもこういうときに荷物を詰めすぎてしまう。本屋のメンタルヘルスのコーナーで「持ちきれない荷物を抱えたあなたへ」という本を見つけて「ああ俺のことだ」と思ったことがあるが、この性格は正直に現れる。

夕食時にニュースを見ていたら、明日の天気予報が「曇り時々雨」に変わっている。昨日までは「曇り」だったのに。降水確率も上がっている。おいおい、3度目の正直だと思っていたのにそりゃないぜ〜と思いつつ半分あきらめモードに入る。さっきまでの「うきうきるんるん気分」が急にしぼんだ風船のごとく「ぷしゅうぅぅぅ」と音を立ててしぼんでいく。うおお、なんでまた雨になるかなあ。ネットで22時発表の降水確率を見ると30%。下がる気配はない。微妙なところだが、山登りなんかずぶの素人集団のデイケアでは中止にすることだろう。そう言えばハイキングが中止の場合はボーリングの予定だった。明日はおとなしくボーリングしてよう。

それにしても、今日は肉体的な疲労もあって昼過ぎまで寝ていたが、なんとなく調子が上向き加減になってきたような気がする。「明日こそデイケアに行こう」とか気合を入れようとしても、「でも明日は無理そうだ」という予感がすることがあるし、逆に調子が悪いくせになんの根拠もなく「明日は大丈夫!」と思えるときもある。「予感」なのである。明日の調子はその予定調和なのか。本当に上向きかどうかは明日になってみないとわからないが、もしそれが本当になると、今回の「調子復活パターン」は何が功を奏したことになるのか。「卓球大会」という自分の大好きなイベントに出るために「這ってでも行ってやる」という勢いで昨日無理やり自分を押し出したのがよかったのか。はたまた、同じく「ハイキング」という自分の大好きなイベントに参加するための準備をるんるん気分でやったのがよかったのだろうか。結論を急ぐ必要はない。これからもじっくり自分のパターンを読んでいこう。