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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2001年12月18日

昨日の夜も長かった。KNさんから返してもらった「Voce」のCDを聴きながら寝たのだが、寝付きはよかった。が、かなり長い時間眠ったような気がして目が覚めた。でもどうせまだ3:00頃だろうと思って時計を見ると、まだ0:00前だった。それまで長い長い夢を見ていたような気がする。すごく長い時間眠っていたような気がしたのに、まだ3時間もたってなかった。その後、また眠ってから、やはりかなり長い間眠ったような気がして目が覚め、今度はもう5:00くらいかな、と思ったらまだ3:00だった。同じように長い長い夢を見ていた。その次は4:30に目が覚め、うとうとの状態に入って、5:30くらいに起きてホールに出てきた。どうしてだろうか。ずっと夢を見ているような気がするのは眠りが浅くなっているのだろうか。前はもっとぐっすり眠れていたのに。時計を見た時間以外にも一瞬目が覚めた記憶がある。Oさんがまた電気をつけたり出入りしたりしたような気がする。

作業棟に行って基礎データを計る。やはり体脂肪は15%をきっている。本当にそれくらい落ちたらしい。しかし、風邪をひいていきなりそんなに落ちるものだろうか。体力テストは、ここでははじめて「6段階中の4。優れている」が出た。最初の心拍数が100を超えているにもかかわらず、それだけ出るというのは、心拍数が正常であればもっと高い結果が出そうなものなのだが。一般トレーニングの結果は昨日とほぼ同じだった。10分のインターバルの間に片手で腕立て伏せをやったり、楽器で遊んだりしているうちに、もう1セットやる気がなくなってきて、今日は1セットでやめにした。ソプラノリコーダーを久しぶりに吹いてみたり、作業療法士が出してきた珍しい太鼓を叩いたりして遊んだ後、病棟に戻ってきた。

16:00まではぶらぶらしたり、ひたすら音楽を聴く。「VOCE」もいいし、宋次郎のベストセレクションもとてもいい。日経コンピュータと日経オープンシステムの最新号も来ているし、他にも本がたまっているけどぜんぜん読む気がしない。読んでいても集中できない。15:30からはリラックス体操をした。16:00から散歩に行く予定なので、今のうちにやっておこうと思ったのだ。

16:00の服薬のとき、ホールの窓から見えた夕焼けがとてもきれいだった。これはデジカメで撮らなきゃ、と思い、携帯とデジカメを持って急いで山へ行く。吸水棟のところから何枚か別の方角の写真を撮り、丘の上まであがって山の中をうろうろし、今度は前は行かなかった方に行って夕焼けの写真を撮る。やはり安物のカメラではたいした映像は撮れないなあ。この美しさを少しでも忠実に再現するには、やはりちゃんとしたカメラが必要なのだろう。そのまま散歩道を通って広場のふもとまで降りてきた。

夕食後、しばらく音楽を聴いた後、頭がかゆかったので洗面所で頭を洗った。今日はシャワーを浴びなかったのだった。その後ホールに出ていく。しばらく卓球したり、喫煙所でおしゃべりした。TMちゃんは話していてとてもおもしろい。卓球大会で閉鎖病棟と対戦したときの相手が実はTMちゃんだった。TMちゃんにそう言われてはじめて気がついた。

KGさんにマッサージをしてもらい、KNさんに「気」を送ってもらう。今日はすごいパワーが出てるの、と彼女が言いながらやるが、確かにいつもよりエネルギーを感じる。今日は彼氏とデートしてきたらしい。ハリー・ポッターを観てきたとか。平日なのにすごく混んでいて、なぜか小学生もいたとか。なんでまだ冬休みでもないのに小学生がいるのか。わざわざ学校を休んで来ているのか。KNさんがエネルギーが満タンなのはデートしてきたからだろうか。自分でやってても気持ちいいそうだ。

もう20:45になる。眠剤をもらいにいこう。