突っ張り棒を処分することになった。粗大ゴミに出そうと思ってネットから申し込もうとしたら、品目の中に「突っ張り棒」がなくて選択できない。と言うか、「つ」から始まる品目は「机」しかないではないか。「ドラムセット」なんて普通の家にはない物が載ってるくせに、なんだこのアンバランス感。ミクショナリー(横浜市のゴミ分別辞典)では突っ張り棒は「50cm以上のものは粗大ゴミ」と書いてあるのになあ。品目が一覧にない場合は電話で申し込めとのこと。ミクショナリーに「粗大ゴミ」と掲載されているものはネットから申請できるようにしておいてほしい。なんでこんな仕様なのか。というわけで電話で申し込んだ。繋がるまで15分かかったよ。またシールを買ってこなくては。
ところで横浜市のミクショナリーはちょっとしたAI化(というほどでもないが)がされている。横浜市資源循環局のページの右下に「イーオくん」というレジ袋を模したキャラクターがいるのだが、そいつをクリックするとイーオくんとチャットができる。そこに処分したいものの品名を入力すると分別方法を教えてくれるのだ。例えば「突っ張り棒」と入れると、
「出したいものが、つっぱり棒・棚なら、分別方法は、粗大ごみだよ。プラスチック製で50cm未満のものは燃やすごみへ。金属製で30cm未満のものは小さな金属類へ。」
と教えてくれる。「ダッチワイフ」と入れると、
「出したいものが、ダッチワイフなら、分別方法は、粗大ごみだよ。風船式のものは空気を抜いて燃やすごみへ。」
と丁寧に教えてくれる。なんでそんなものまで載っているのやら。「ダッチワイフ」まで教えてくれるというのは、以前このサイトがネットで話題になったので知っていた。別に自分が処分しようと思ったわけではない。
分別したいもの以外にも簡単な質問に答えてくれる。「誕生日は?」と入れると誕生日を教えてくれたりする。ここで「人生」と入れると、
「本当に捨てちゃうの?「同じこと考えても朝の3時と翌日の3時とじゃ答えがちがってくるね…」とスヌーピーが言っていたよ。今日は寝て、明日もう一度考えてみようか。」
と答えが帰ってきたりする。「妻」とか「金」とか「結婚」とか入力すると、いろいろ答えが用意されている。なかなかおもしろい。