動かない。動けない。昨日と同じ。昨日はそのまた昨日と同じ。帰納法により初項と同じ、なんて感じになりそうな。
調子がいいときは、普通に朝起きてなんの疑問もなくなんの疑いもなく何も考えずに準備をして出かける。いたって普通のことだ。こんな普通のことがなぜできないのだろうか。普通に朝起きてなんの疑問もなくなんの疑いもなく何も考えずにまた寝てしまうのはなぜだろう。そのときの自分に問いたい。小一時間問い詰めたい。
14時頃だったろうか。起きてパンを買ってきて食べた。少しは動けるかなと思い、散歩に行こうと外に出た。いつものウォーキングのコースを歩こうかと思っていたのだが、ほんの少し歩いただけで疲れた。疲れた、というのは正確な表現ではないな。嫌気がさしてきた、というのだろうか。なんとなく動くのがだるい。身体的に、ではなく精神的に。結局近くのコンビニで雑誌を買っただけで帰ってきてしまった。そして今日も無為な一日が終わる。
明日は診察だ。果たして病院までたどり着けるのだろうか。