TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日も寝付きは悪く、1時間以上かかった。今日の懇談会の司会が結局決まったのか、寝る前に看護婦に聞いてみたら、決まってないと言ったので、もし調子がよかったら自分からやってみようと思ったのだが、その場合、何をどうやって進めていったらいいか、あれこれと考えていたせいもある。でも夜中は結構深く眠っていたかもしれない。一度目が覚めて、時計を見ると2:30だったと思う。次に目が覚めると4:30で、それから寝付けなくなったので5:00頃起きてホールに出てきた。この時間に起きてくるのは久々だ。早朝覚醒が復活した。

起きてきて喫煙所で早朝組といろいろ話をする。懇談会の司会を務めることになった場合、こういうことを最初に決めていきたい、と言うことをその場にいる人に話をすると、その場にいる人が賛同してくれた。とりあえず事前に看護婦、特に婦長とすりあわせをやっておいた方がよさそうだと思っているが、婦長にその時間はあるだろうか。

喫煙所でこの日記を書きながら、懇談会のレジメのドラフトをまとめた。仕事をしているみたいだ。今日も朝から雨だ。今日は洗濯をしようと思っていたが、これでは干せない。6:00過ぎに洗面を済ませた後、洗濯機を回し、乾燥機で乾かすことにする。ラジオ体操が終わった後、ちょうど残り10分の注水だったのでバケツで水を足して時間短縮する。これで朝食までに終わるはずだから、その後90分乾燥機で回そう。作業棟へ行くまでに乾燥が終わるだろう。

乾燥機に100円取られてしまった。入れても回らない。ときどきあるそうだ。もう一回コインを入れてまた取られると嫌なので、隣の乾燥機に中身を移して回す。あとから看護婦に「乾燥機に100円取られちゃいました」と言ったら「コインランドリートラブル連絡帳」なるものに記入してくれた。業者が回収に来たときに返してくれるそうだ。

昨日話があった懇談会の司会の件について、今日は調子は大丈夫そうなのでもし他にいなければやりますけど、と看護婦に言ったところ、じゃあお願いします、ということで引き受けることになった。最初なので、どういう風に進めていったらいいかある程度決めておく必要があると思っていて、それを自分なりに考えているので事前に婦長さんとちょっとお話したい、ということを伝えたら、そういう時間を取ってもらうようにお話しておきます、ということだった。

8:00から作業棟の裏でオカリナを30分くらい吹く。相変わらず雨が降っている。思わず一発目にただたけの「雨」を吹いてしまった。病棟に戻って乾燥機から洗濯物を取り出し、ベッドの上で畳む。少し熱っぽさを感じるけど、大丈夫かな?

9:00を過ぎてしまった。今朝の看護婦の話だと、午前中に婦長の時間が空いたら事前の打ち合わせをしてもらえるかもしれないし、内科医の面談もあるので、その時点で作業棟へ行くのはあきらめる。書き終えて喫煙所で一服していると、9:30頃にN看護士が来て「今ちょうど内科の先生来ているので、そこで待っていて」と言うので待つ。婦長が出てきて「ちょっと忙しいので打ち合わせは13:00頃からお願いできる?」と言われた。まあいいか。

呼ばれてナース室の奥へ入る。今日は男性の医者と女性の医者が2人とも来ている。甲状腺ホルモンの検査には異常がなかったそうだ。抗原検査ではハウスダストやダニが反応を示しているというが、そんなことはわかりきっている。男性の医者は喘息に関してはアレルギーの可能性が高い、などと言うが「アトピーとか持ってない?」と聞かれた。先週話さなかったかなぁ。抗原検査もやったことがあるというのも先週言ったのに。とりあえず結論としては「異常なし」ということらしい。頻脈もそれから来ているのではないかと言う。それならそれでいいのだが、あまり納得がいかないという顔をしていると、心エコーと呼吸器の検査をやりましょうということになった。

内科医との面接が終わったら10:00だった。婦長も忙しいし、今からならまだ作業棟へ行って1セットくらいはできる、と思って作業棟へ行く。Wさんが外泊でいないので正常な方のマシンで体力テストをやると、「エラー1」が出て結果が表示されなかった。作業療法士と一緒にマシンの取説を見たところ「体力テストの結果のVO2Maxの値が異常に高い」ということらしい。珍しいエラーだそうだ。まあ、それはいいやと思って一般トレーニングを30分1セットやったら189.7kcal。190kcalは超えなかったが、まあいい数字が出た。

13:00過ぎに婦長が帰ってきたので、自分の考えた枠組みについて説明する。婦長はかなりの面で納得してはくれたが、現状ではいきなりいろいろなことを行うのは無理があり、とりあえずは先週までの連絡会の延長、というか拡張版のような形で、患者からの意見、要望を婦長と医師が直接聞き、それに回答するという形で進めましょうということになった。以前とあまり変わらないが、医療スタッフの中核とダイレクトコミュニケーションを取れるようになっただけでも進歩と言えよう。

13:30から患者懇談会を行う。そつなく司会を務めた、と思う。患者のいろいろな要望、というより不満や意見を聞き、それに対して主に婦長が答えていった。私が補足して改めて婦長に質問することによって引き出したいと思っていたことは、他の患者が全部質問として出してくれた。まあ司会と言ってもたいしたことは結局やってない。人をあてていっただけだ。最後に入退院の患者の挨拶で終わり。楽勝だ。

Kさんから「司会、上手ですね」と言われて、思わず「何年ビジネスマンやってると思ってるんですか」と言ってしまった。まあ、普通の主婦は会議なんか慣れてないから段取りよく進めてるなぁと感心するのかもしれないが、会社にいれば下手すると一日中会議の連続ということもある。会議慣れして当然だ。

金曜日から外泊していた同室のSさんとWさんが帰ってきた。Wさんは部屋探しをしていたが、部屋が見つかったのでもう今週の金曜日に退院するという。またこりゃ急な話だ。木曜日の夜に挨拶してもらわなくっちゃ。奥さんと別居することになったそうだが「1年の猶予つき」だそうだ。なんとか踏ん張ってほしいところだ。彼も入院は2回目なので、もうぶり返さないといいが。前は退院してすぐに復職したが、今回は1ヶ月のリハビリ期間を見ているという。それくらい慎重な方がいいだろう。

日経バイト9月号の無線LANの記事を読んで、その後喫煙所でだべる。途中から卓球モードに入る。最近は毎日卓球だ。これもいい運動になる。KさんやSさんに「彼女できそうなのに」とか言われるが、何年もできないことを話す。やはり「短期間では理解しにくい人間」なのだろうか。Kさんは私のことを「知れば知るほど味がある人」と言ってくれるし、Sさんは「奥が深い人」と言ってくれるのだが。

そんな話をしているうちに20:00になったので引き上げる。あれ、今日コードを預けたかな?と思って引き出しの奥を見ると、鎮座まします状態なので、「すみません、預け忘れてました」と言って看護婦に預ける。例によってまた体が火照ってる状態。消灯準備をして、日経バイトの続きを読もう。


コメントする

メールアドレスは公開されません

*は必須項目です