今日は西日本はかなり気温が上がったようだが、ここ横浜はそんなに気温は上がらず、一日中しとしとと雨が降っていた。よしよし、ようやく梅雨らしくなったな。農作物や水がめはさぞかし喜んでいることだろう。
しかし、自分にとってはしんどい季節。特に喘息に気をつけないといけない。気圧が下がったり湿度が高くなると、少し息が苦しくなる。自分の体がセンサーとなっている。
iPadのApp Storeで毎日アプリランキングをチェックして、おもしろそうなアプリがあると、無料ならとりあえずダウンロードしてみるのだが、昨日「湿度計」というのがあった。湿度計?いくらなんでも、iPadにそんなセンサーはないはずだが、と思ったが、とりあえずダウンロードして実行してみると、こんな画面が。
湿度100%?
おそらく、「Yokohama, Japan」の湿度が100%と観測されている、ということを表示しているのだと思われるが、しかしながらこの数字の根拠は?気象庁かどこかの機関が発表している数値なのだろうか。と思って気象庁のWebサイトを見ると、各地点のアメダスのデータが掲載されている。それによると、
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梅雨ってそんなに湿度が高いものなのか。20数年(若干サバ読み)生きてきて、はじめて知った。道理で息が苦しいわけだ。
コメント
よく考えたら、湿度って、飽和水蒸気量に対する空気中の水分の絶対量の割合だから、同じ水分量でも気温が低いと湿度が上がるのは当たり前だった。(飽和水蒸気量は気温が高くなるほど大きくなるので)
ちょいと調べてみたところ、飽和水蒸気量は、
気温30℃:30.3g/m^3
気温20℃:17.2g/m^3
なので、今日の横浜の気温が20℃くらいだから、湿度100%とすると空気中の水分量は17.2g/m^3。同じ水分量で気温が30℃の場所の湿度は、
17.2/30.3 × 100 = 56.7%
なるへそ、そんなもんか。道理であんまり蒸した感じがしないわけだ。