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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

うちの団地はコミュニティが密であり、自治会組織がしっかりしている。10棟以上からなる団地なので。世帯数もかなり多い。そして自治会では、各棟から毎年2世帯ずつ「常任委員」というのを出さないといけない。

他の棟ではどうやって選出しているか知らないが、うちの棟では部屋番号順に持ち回り制である。全部で20世帯あるので、まわってくるのは10年に一度なのだが、それが来年度なのである。入って2年目で、まだ右も左もわからないのに、いきなり常任委員である。

しかし、いろいろ話をしてみれば、来年度からペアを組むお隣さんも、最初は入居2年目でまわってきたし、現職の常任委員さんは、入っていきなりまわってきたらしい。うーん、それよりかはましだが、とりあえず拒否権はない。

そして常任委員は毎月「常任委員会」というものに出席しないといけないのだが、3月と4月は引き継ぎも兼ねて新旧両方の常任委員が活動する。その最初の常任委員会が昨日の夜にあった。

常任委員といっても、何をやるかは役割分担があり、いくつかの部会に分かれる。いろいろな部会があるのだが、常任委員は最低「庶務・防犯部」「保健部」「厚生部」のどれかには必ず所属することになっている。昨日はその役割分担を決めた。うちは「庶務・防犯部」で、まあ一番無難なところである。

その後がちょっと大変だった。各部に分かれて、今度は部長と副部長を決めないといけないのだ。部長や副部長になると、常任委員会とは別に「役員会」に毎月出席しないといけない。やることは大したことではないという説明だったが、1ヶ月に2日も夜間に拘束されるのはみんな嫌である。「去年入ったばかり」という言い訳はここでも通用しなさそうだった。

実はこういうものには真っ先に手を挙げたがる性格なので、手を挙げようかどうか迷ったのだが、ただでさえ体調が不安定なのに、さらに首を突っ込んでどうする、と思いとどまった。結局じゃんけんで決めて、うちはセーフ。こんなんでいいのか?と思ったが、いいのだろう。組織はそれなりにまわっていくものである。


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