自分が風邪をひいたあと、妻がノロにかかって、その後また風邪をひいて、今夜になってようやく落ち着いた。自分も風邪は治ったのに今ひとつ調子が出ない。気がつけば今年も残すところあと一日。大掃除も何もやっていない。
思い返せば、年末年始はいつも調子を崩している。今年の場合は、年始から年末まで、という感じだが。まあ、要するにコンスタントに調子が悪かったのだ。
それにしても今年は慌ただしかった。県営住宅の抽選に当たって引っ越したものの、手続きやらなんやらが煩雑で、書類を山のように提出して、さらに、今では当たり前に備えつけられている類のものが片っ端からないので、自腹で風呂を設置したり、網戸は自分で作ったり、もう大変だった。
その頃は必死で何とか引越しまで終えて、その後の新生活の準備で足りないものを買ったり、まだ今より元気だった。一段落して新しい環境に慣れたらまた職探しを始めようと思っていたのに、その後はずっと調子は悪いし、挙げ句の果てに自殺未遂もしたりして、散々な一年だった。来年は少しでも事態が好転することを願う。
一年後の自分は、いったいどういう生活を送っているのだろうか。まるで見当がつかない。自殺未遂の発端となったあの日から、今でもまだ自分の精神状態は不安定だ。また希思念慮に襲われたらどうしようか、自分を見失って何かやらかさないか、今から不安である。
とにかく、一日一日を大事に過ごす。それで精一杯なのだから。