先日ひいた風邪はすっかりよくなった。医師は勝手にノロだと決めつけてたが、結局ノロではなかった。
しかし、事態は思わぬ方向へ。
昨晩、妻がいきなりトイレで嘔吐した。その後もトイレを行ったり来たり。
「間違いなくノロ」
彼女はそう言いきった。実は2006年にノロが大流行したときにも、妻はノロにやられているのだ。そのときと全く同じ状況であった。
私が風邪をひいたときには、妻は一生懸命看病してくれたが、自分は今何もできない。熱を出して寝込んでいるわけでもなく、要は食中毒のようなものだから、ノロには太刀打ちできないのだ。
今日になってもまだ症状は続いている。あまり続くようだと、病院へ行って点滴をうってもらわなければ。前回も2日目の夜になってから、マーライオンのようにがばーっと嘔吐してしまい、妻はそれですっきりした、と言っていたが「いやいやいやいやダメダメダメダメ」とタクシーを呼んで夜間急病センターに連れて行った。そこで点滴を受けて回復した。出すものを出しても、今度はすぐに常食を食べられるわけではないので、点滴で栄養補給しなくてはいかん。
そして自分は必死に手を洗い続けるのであった。ノロウイルスにはアルコール消毒も効かない。ひたすら石鹸と水で手を洗うしかないのだ。ただひたすらに。ひたすらに。
と昼間にここまで書いたが、夜になって落ち着いたようだ。とりあえず一安心。とんだクリスマスイブになった。