高圧的な発言で辞任した松本元復興大臣は、軽い躁状態だったと新聞で読んだ。
少し前から不眠や疲労を訴えていたとか。今は入院しているらしい。
躁状態だったとすれば、一連の発言は理解できる。ものすごく自分が偉くなった気分がするのだ。しかし、本人に自覚はない。
この報道を見て、「躁状態ってなんだよ。なんか病気のせいにして入院しやがって、まったく政治家は卑怯だ」と思う人も多いかもしれない。しかし、躁状態になって人に迷惑をかけまくった経験がある自分にとっては人ごとではない。「病気のせいなのにかわいそうに」と同情を覚える。
鬱はメジャーになって社会に浸透したが、まだまだ正しくは理解されていないような気がする。躁にいたっては、ほとんど理解されないのが現状だろう。しかし、周囲の人にとっては躁状態の方が迷惑なのだ。
というわけで(どういうわけだ?)これから病院である。