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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

一つ前の日記にも書いたが、病気の母の見舞いのために大阪に帰っている。
前々から入院していたのだが、容態が悪化したとの連絡を受けて、自分自身の体調が悪い中、急遽帰省した。

骨と皮だけになるほど痩せこけてしまい、チューブだらけの母を見たときは絶句した。
母の手を握りつつも、骸骨のようになってしまった母の顔を見るのがつらかった。
病気の影響で、体のいろんなところが内出血したり、あちこちが出血していた。
血液を凝固させる血小板が、通常生きていられるほどの限界値を下回っているのだ。

病魔はすぐそこまで母の命を狙っている。
医者でなくても見てわかるほどの状態だった。

現実を受け入れるのが怖かった。

自分自身の体調が不安定なので、なかなか帰省することができなかったが、もっと早くに来るべきだった。
母は病床で、ずっと私の心配をしていたらしい。

「僕は元気やから、何も心配いらんで」

早くに見舞いに行ってそう言って安心させてあげるべきだった。

「また一緒に旅行に行こうな。絶対やで。横浜案内したるからな」

心のなかでは泣きべそになりながら、作り笑いでそう語りかけるのがつらかった。

心配ばかりかけてごめんな、おかん。遅くなってごめんな、おかん。つらかったろう、おかん。

「トイレの神様」と自分がシンクロしている。

ちゃんと育ててくれたのに。
恩返しもしてないのに。
いい息子じゃなかったのに。

トイレの神様でもどこの神様仏様でもいいから、奇跡を起こしてください。
お願いします。お願いします。お願いします。


コメント

  • ともべ 2011年2月15日 08:48

    祈っています。

  • はまー 2011年2月15日 14:04

    ともちゃん、何度もありがとね。
    みんなの祈りが届きますように。。。
    横浜に帰る新幹線の中より

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