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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日は寝たのは22時半過ぎ。昨日も割と早く寝つけた。夜中も目を覚まさなかったが、朝起きると布団がかなりぐちゃぐちゃだった。どうも夜中に動き回っているようだ。やはり眠りが浅いのだろうか。目覚まし時計はいつもの通り止めただけ。動けない。今日は「起きなきゃ」とか思う前にそのまま寝てしまい、また目が覚めたら9時前。それからようやく起きようとがんばって、9時15分くらいにやっと起きた。

夕方まで家でPCに貼り付いていた。お昼ご飯は赤いきつね。調子は悪くないのだが、うん、悪くないから外に出ればいいのに、どうもPC依存症だ。17時前に家を出て病院へ。今日は私の通院日だ。今日は割とすいていて、それでも待ち時間は1時間だったが、いつもよりは早く呼ばれた。

診察では、ちょっと最近上がったり下がったり、なかなか安定しないことを話した。最近は明らかな鬱はないが、調子が悪いとどうしても体がしんどかったり、外に出るのに気が乗らない、という話をしたら、そこがなかなかこの病気の難しいところだと仰る。「鬱」そのものの症状は薬物療法で抑えられているが、「気力が出ない」という状態はそれだけではなかなかよくならない。

「鬱」は「気力が出ない」ことなのではないのか?と思う人が多いかもしれないが、本物の鬱は「気力が出ない」どころの話ではない。「鬱と憂鬱は全然違う」と私はときどき人に話す。本当の鬱は、人生で今までに経験したことのないような不思議な身体感覚が身を包み、何もできなくなる。「離人感」といって自分が自分でないような気分になる。そして究極は死にたくなる。「気力が出ない」どころの話ではない。

私の場合は心理的な影響もある。こういう病気は完璧主義の人がなりやすいから、そういうところを意識して直していけばいいんだけど、と先生は仰る。もう何回もいろんな人から言われたが、自分はまだ自分で自分のことをわかっていないようだ。


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