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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

朝、起きた。動けなかった。それとも動かなかったのか。動きたくなかったのか。何が何だか自分ではさっぱりわからない。9時を過ぎて彼女が携帯を持ってきてくれた。布団の中から会社に電話した。調子が悪いです。動けるようになったら行きます、と。

もう嫌だ。何もかも嫌だ。嫌だ嫌だ。そう、叫んではいないけど言いながら、その後すぐに用意をしてさっさと家を出た。結局10時までには会社に着いた。

何をどうしていいやらさっぱりわからない仕事をわからないままとりあえず進める。このプロジェクトは何が問題かって、全体を見渡して把握している人がいないことだ。だからみんな手探り状態。もう一度「去年の年末から更新されてないけど参考にはなるだろう」という資料を見直して、基盤チームへヒアリングを打診し、アプリチームで勉強会を実施しようと招集した。しかし基盤チームのメンバーは忙しくてヒアリングは明日、アプリチームも現行のシステムで大きなトラブルが発生していてそのフォローで手がいっぱい。結局思いつくだけの課題を課題管理表に書き込んで家に帰ってきた。前が見えないながら、少しずつは進んでいるような気がする。まるでほふく前進だ。


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