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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

昨日高校時代の部活仲間9人でWeb飲み会をしたが、ほとんどみんなテレワークで、コロナに関してはかなり危機感を抱いていた。「他に代わりがきかない仕事」をやっている人も多く、「絶対に感染するわけにはいかないから、絶対に外に出ない」と言っていた。私の周りにも気をつけている人はいるが、ぜんぜん危機感が違う。6人は大阪に住んでいるが「県境をまたいだらいけないから京都にも行けない」と話している。それはそうといろんな業界のいろんな話が聞けておもしろかった。

弁護士の友だちの話。法律事務所の代表電話は普通は事務員が取るのだが、今は事務員をみんなテレワークにしており、代表電話はその友達の携帯に転送されるようにしている。そこで「弁護士の○○です」と出ると、びっくりして切る人がいるらしい。「なんでやろう?」とその友達が言うと、弁護士事務所にかけたら普通は事務の人が出てると思ってて、弁護士が出たら「弁護士と話すだけで、今から30分で数千円とられる」とか思うんとちゃうか~などと話していた。

同じく弁護士の話。「裁判所は止まってる」という。「刑事裁判はやっているが、民事裁判は後回し」な状況らしく、それはそれで困る人がたくさんいるだろう。「相続放棄申述書を出したのに照会書が来ない」と話したら、やっぱり裁判所は止まっているからと言われた。「裁判所に申述書が届いた時点で3ヶ月以内だったら大丈夫だよな」と聞いたら「○○番号(正確には忘れた)が裁判所から発行されていたら大丈夫なはず」と言われたので、司法書士事務所に聞いてみよう。

鉄道会社の友だちの話。みんな外に出ないし移動も制限されているから乗客が激減していて、収入がかなり落ち込んでいる。一定の乗客数を見込んでいるから、それに応じて設備投資などもしてきたし、設備点検なども手を抜くことはできないので、これからかなり厳しい。とは言えインフラ系は事業縮小しにくい。他の友だちが「間引き運転はしないんか?土日ダイヤくらいにはできるやろう」と聞いたら「国交省が許可しない」らしい。新幹線はめちゃめちゃ間引いてるけど、それとは別なんかな。「間引き運転をすれば、その分また密になる」ということだし、なかなか難しいようだ。上下分離の話も出ていた。インフラはやっぱ大変だなあ。今おそれているのは乗務員に感染者が出ることで、そうなると相当厳しい状況になるという。

同じく鉄道会社で駅ビルとかの不動産部門で働いている友達。たくさんのお店などがテナントとして入っているが、今は閉まっている店が多い。賃料は払ってもらわないといけないが、お店側も苦しいのはわかっている。企業としては大手なので体力はあると言えばあるが、上の鉄道会社と同じく少しずつすり減っている状態で、今後テナントとどう話していけばいいか、前例のないことなので暗中模索な状態。

損害保険会社で岐阜県に単身赴任している友達(家族は大阪)。仕事の中身の話はしていなかったが、自分は今の仕事はテレワークでなんとかなっている。テレワークなので単身赴任中だが大阪の自宅に帰ってもできそうだと思ったが、岐阜県から大阪に移動するのは大丈夫なのか心配になって上司に相談したら、「やめとけ」と言われたのでずっと一人でいる。

大学教授の友達。「1年生の顔を一度も生で見ていないが、オンラインで授業をやってばしばし課題を出してる」らしい。最近はPCは持ってないし家にインターネットの回線も引いてなくてWi-Fi環境がない大学生も多いらしい。スマホでモバイルデータ通信だけで授業を受けてると、いわゆる「ギガが減りに減って」という状態なので、携帯各社が50GBまで無料という救済措置に乗り出した。それで動画を見たりゲームをしまくっている学生も多いと思うが。それにしても時代は変わったなあ。卒論をフリック入力で書くとか、新入社員がPCをほとんど使えなくて困ったとか聞く。

関係ないが、昨日Web飲み会をやってるときに「今から15分間英語禁止」というのをやったが、なかなかおもしろかった。普通に喋ってたら無意識に英語っていくらでも出てきてしまうな。


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