昨日はやっと一連のトラブルの「中期的には効果のある」対応ができた。しかしそれにしても苦戦した。
そもそもの発端は、私の前任者がいろいろなものを試してみるためのFreeBSDのサーバに、IDSで検知したalertとか、チーム内でのテーマ管理システムを全部同じMySQLの中に作ってしまい、そのままずるずると運用してきたことだ。そのDBに割り当てられたディスク領域が、たった15GBしかなかったのだ。
昨日SEさんが、余ってるHDDがあって、容量は80GBというので、それを増設してもらい、マウントしてMysQLのデータをそちらに移した。これで当面は大丈夫だろう。しかし苦労した。BSDはユーザとして使った経験はあるが、この辺のレベルからやったことはないので、やり方がわからなかったのだ。HP-UXだとSAMとかあったのだが、結局いろいろ教えてもらってmountできた。しかしまあ、うちの会社で動いているサーバはほとんどFreeBSDである。BSDの勉強をしなくては。
しかし、まだまだ課題はある。容量がでかくなったから安心とは言え、まだ古いデータを引き落とすような運用はない。そういうものをちゃんと作り込まないと、そのうちまた溢れる。それから、緊急避難的にDBのトランザクションログの出力を止めてしまったのだが、そうすると障害時に復旧できなくなる。毎日夜中にcronでMySQLのデータはテープにバックアップしているので、その時点でそれまでのトランザクションログは不要になるので、そこで削除すればいい。その日に何か障害があっても、バックアップ以降のトランザクションログがあればロールフォワードができる。
てなことで、まだまだ課題は山積みであるが、これって私の仕事のメインなことではないんだよなあ。あ、ユーザから依頼が来ていたDMZへのサーバ設置、グローバルIP申請書を書いて本部に送らなければ。監査のための準備もしないといけない。WLCでVLANが16個までしか登録できない件の打ち合わせ、業者と日程調整もしないといけないのに、昨日は忘れていたよ。楽しいことがあったから。
楽しいこととは、PCが2台増えたのだ。今までノートPC2台で苦労していたのだが、DELLのPCがやっと来た。これをメインマシンとして使うのだ。20インチの大画面。IDSのモニタリング画面がきっちり収まる。それから同じチームの人が、あまっているキューブPCをくれた。こいつはUNIX環境が手元にほしいと思っていたから、ちょうどいい、勉強用にFreeBSDを入れてみよう。
これでみんなと同じくPC4台構成になった。1つはメインマシン、1つはネットワーク管理用(つなぐLANが違う)、1つはファイやウォール管理用(これもつなぐLANが違う)、もう1つはUNIX環境である。いちいちつなぎ変えをしなくてもすむ。